前回のブログで「東大生が【論文があった」ゲームを肯定!」というのをあげました。その中で「親世代の啓発が必要」というキーワードがありましたが、それに関する論文を見つけましたので紹介します。
「eスポーツの教育効果を解明する ~親は子供のゲーム利用にどう向き合うべきか~」という論文を東京理科大学が刊行している科学フォーラムという出版物の2024年2月号に見つけました。著者は東京理科大学 経営学部 国際デザイン経営学科の柿原 正郎(かきはら まさお)教授です。
子どもの「好き」を応援したいと思っていても、それがゲームとなると躊躇してしまっている親御さんは少なくないでしょう。そんな親御さんが応援する勇気が湧いてくる論文だと思います。もちろん、論文ですので科学的データに基づいています。
論文の終わりのほうの小見出し「子供が本気でゲームに取り組むことの意義」というところは特に注目すべきところです。この論文は、親御さんにとって子どもがeスポーツを夢とすることを心底応援するための後ろ盾になるはずです。
いつの時代でも新しいものに対する抵抗感はあります。eスポーツという新しい波にもその抵抗感は存在しています。しかし、時代は待ってはくれません。事実、来年にはeスポーツがオリンピックになるのです。
「IT化」とう言葉を数年前に耳にしてからというもの益々世の中の変化が速いと感じます。チャットGPTが話題になったころには「生成AI」という言葉も聞かれ信じられないスピードでテクノロジーは進化しています。
eスポーツの普及発展に関しても、東京理科大学という名のある大学の科学雑誌に論文として取り上げられたということでも証明されています。