IOCとeスポーツ:オリンピックへの歩みとJeSUの役割

e-Study Zは日本におけるeスポーツの発展を信じ、子どもたちのeスポーツに対する夢を全力で応援しています。今後のeスポーツの普及が加速していく理由を国際オリンピック委員会(IOC)一般社団法人日本eスポーツ連合(JeSU)の活動を通して以下にまとめます。

目次

IOCとeスポーツの関わり

近年、国際オリンピック委員会(IOC)はeスポーツをオリンピック競技として正式採用する可能性について積極的に検討を進めています。その背景には、eスポーツが世界中で急速に人気を博しており、特に若者層を中心に高い支持を得ていることが挙げられます。

IOCは2021年、eスポーツをオリンピックムーブメントの一部として活用していくことを表明しました。また、2023年には初のeスポーツ公式大会「オリンピックeスポーツシリーズ」を開催し、その成功を収めました。

IOC理事会は、7月26日から8月11日までの「2024年パリオリンピック」の期間中に開催される第142回IOC総会に向け「オリンピックeスポーツゲームズ」の創設を正式に提案したと発表しました。

JeSUの活動

こうした状況を受け、日本国内においてもeスポーツの発展とオリンピックへの道筋を探る動きが活発化しています。その中心的な役割を担っているのが、一般社団法人日本eスポーツ連合(JeSU)です。

JeSUは、eスポーツ競技の健全な発展と普及を目的とした団体であり、競技ルールの策定や選手育成、大会運営などを行っています。また、国際eスポーツ連盟(IESF)の正式加盟団体として、国際的なeスポーツ競技の推進にも取り組んでいます。そしてついに、2024年6月11日に日本オリンピック委員会(JOC)の準加盟団体として承認されたました。

JeSUの具体的な活動内容

  • プロeスポーツ選手のライセンス制度の運営
  • 国内eスポーツ大会の開催・運営
  • 国際大会への選手派遣
  • アンチドーピング活動
  • eスポーツに関する教育・啓蒙活動

今後の展望

IOCとJeSUの積極的な取り組みによって、eスポーツがオリンピック競技として正式採用される日がそう遠くない将来訪れる可能性は十分にあります。そうなれば、eスポーツは世界中のトップアスリートが競い合う新たなスポーツとして、さらに大きな注目を集めることでしょう。

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