大会を振り返って

先日(2024年11月17日)、新千歳国際空港にて「北海道エアポート デジタルアドベンチャー 2024」というイベントの中のフォートナイト大会にe-Study Zから6名の生徒と1名のコーチが参加しました。昨年、生徒は1名の参加でしたので今回参加者が増えとても嬉しく思っています。

昨年の大会はコロナ明けのオフラインイベントだったこともあり様々なトラブルがありました。18時の大会終了予定が21時頃までかかり3時間も押しました。それに比べ今大会はスケジュール通りスムーズに開催されました。

今回、一部の生徒たちに苦い経験がありました。それを振り返ります。

目次

大会の様子

概要は大会前にオンラインで行われた予選と大会当日にA・B・Cの3グループに分かれた予選を勝ち上がった者が決勝戦で順位を決めるというものです。昨年は各自持ち込みの任天堂スイッチの通信不良問題が多くあったため、8月に通信状態を確認するテスト大会も行われていました。

今回は、つながらない・フリーズするなどの通信不良やその他不具合によりバトルに参加できない状態になった場合は失格するというような説明が大会運営よりあったと思います。実際、参加者の中にこのような現象で失格したものが何人かいました。残念なことに当スクールの生徒も何人か失格してしまいました。

とても良い経験

失格になってしまった生徒には残念で仕方ありませんが、とても良い経験をしたと思います。大人になると理不尽なことがいっぱい起こります。そんな経験を子どものうちにできたのです。いっぱい練習して大会に臨んだのに不可抗力によって参加できなかったのです。もしかしたら悔しくて眠れなかったかもしれません。

また、予選を通過しているにもかかわらず予選落ちと決めつけて結果を見ずに帰ってしまった生徒もいました。あとでそれを知ってきっとすごく後悔したことでしょう。

e-Study Zとしては、もちろん成功体験をしてもらいたかったです。でもこのような体験も子どもたちを成長させてくれたはずです。今後さらなる理不尽なことが起きても免疫がついていて立ち直りが早くなるでしょう。結果を確認しなかった生徒もこれから確認を怠ることはないでしょう。

まとめ

甲子園などで試合後に球児たちが泣いている姿を見ると真剣に打ち込んできた結果をなんとか受け入ようとしている姿に見えます。このような体験は、きっと子供たちを大きく成長させるのだと思います。

大会後には、スクールから子どもたちへ「良い経験ができたね」というメッセージを送り、保護者様へはメンタルサポートをお願いしました。お父さんお母さんが悔しい気持ちを理解してくれ、客観的な第3者(スクール)の大人からは前向きな言葉をかけられれば次への挑戦意欲が湧いてくるはずです。

eスポーツは単なるゲームにとどまりません。野球やサッカーなど他のスポーツ同様、子どもたちの成長を支える大きな影響力のあるスポーツなのです。

来年の大会はさらに多くの生徒が参加してくれると期待しています。

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